剣道中央講習伝達 その4 形7本目

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形7本目 胴抜く 手首曲げる

7本目の説明

7本目の胴の抜き形
  
腕の延長の刀あり

この写真では
刀先が上に向いている

形7本目 胴抜く 腕と刀直線 この写真では
腕の延長線に刀がある






講習生の手の形も 参照できる


形7本目 胴抜く 顔こちら向き 仕太刀の胴の抜き方
 その3
 
 腕の延長 
そして
 1,2,3とした場合の
1の動作
 胴は この左足出した
一瞬に切る 
 目線は離さない

すれ違いに
胴を打ち終わってから 
節度をつけて
残心に移る。

 H14 すれ違いに
胴を打ち終わってから、
節度をつけて 脇にとり
残心を示す


理由 「刀を返して脇構えに構えて」とあるが、その時の仕太刀の体勢は、軽く右膝をついて爪先を立て左膝を立てた状態であるから、本文の構えの説明にある脇構えにはとれない

したがって
「脇にととる」と表現する方が適切との結論によりこの箇所と、次の動作「脇構えから大きく振りかぶりながら、右膝を軸にして・・・・」を、「脇にとった刀を大きく振りかぶりながら・・・・」という表現にした。
形7本目 胴抜く 背中こちら向き
右膝を着く 爪先を立て 
諸手は十分伸ばす 
刀は床と平行
 
諸手は十分に伸ばし、刃は手と
ほぼ平行に右斜め前にとり、
刃先は右に向ける その後、
刃は返して脇構えに構えて、
残心を示す
H14
刀はほぼ右腕の延長上とする

理由
本文の「刀は手と平行に右斜め前に とり・・・・」とあるが、この「刀は手と・・ ・・」という手は、手首から先のことか、腕のことかが明確でないので、右腕の延長上と表現することにした。
打太刀は
捨て身で打ち込み
前傾斜体起こしながら振りかぶる

仕太刀は
脇構えで残心を示し
方向を
右膝軸で打太刀に向ける
形7 ヤー トー のあと向き合う
形7 仕太刀 起きあがる 仕太刀は 

打太刀に正対し
  
 打太刀は 

縁を切らずに引き起こしす
形7本目 元の位置移動中 元の位置へ戻る 
 
どの位置でも相手が突ける
構えで移動したい
 

         区切り線

      その他の部  小太刀の構え(石川先生)へリンク

小太刀 1本目
中段
半身 
右足やや前に出し
左肩を引く

剣先を やや高くして 

打太刀の顔中心の高さ

刃先の方向は下
形 小刀 仕太刀の剣先 高さ
形 小刀 1本目受け流し場面 入り身 気勢を充実して相手の
手元に飛び込んでいく状態
入り身になろうとするところを
打太刀は 打ち込んでくる
五指で握ると 
左鎬で受け流しが難しい
親指と人指し指で保持 
他の指はゆるめる
小太刀1本目のみ
その場相中段 
左より元の位置
二本目
形 小刀2本目 仕太刀剣先 高さ 剣先はやや低く構える 
 
剣先の延長は

打太刀の胸部
形 小刀 入り身にならんとする 入り身
 
 刃は下 
  
 剣先の高さは

打太刀の咽喉(のど)
 
形 小刀 2本目 脇からの面 受け流し  打太刀は脇構えより 上段
 
 上段より正面を打ち込む
 
 左斜め前 体開き 
 同時に
 右手を頭上 
 刃を後ろ右鎬にて 
 受け流し 面 
形 2本目 残心 二の腕押さえる 打太刀の 二の腕を
 
押さえ 腕の自由を制する
 
関節 上から押さえ 自由を制する 
 
右拳 腰 刃先を 右斜め下 
 
剣先 咽喉部 にて 残心

区切り線

 小太刀3本目
形 小刀3本目 無構えから面受ける 打太刀は中段 
仕太刀は下段半身 

右 左 次の右 踏み出して
半身になろうとする所を 
正面にうち下ろす 之を 
すり上げ すり落とす

力の関係で
右斜め後方に
すり落とされることもあるが
一応 右斜め と表現
形 小刀 3本目胴受け流す すり上げ 

すり落とし
形 小刀 3本目 残心 二の腕横 手首柔らかく 
右拳をすり落とした位置から 
横一文字に腹部の前を移行して
右に運びすり流す(左しのぎで)
手首を起こし仕太刀のはばきが
打太刀のはばきに
直角になるようにすり込む
鍔と鍔 接するように押さえる
 
打太刀の二の腕 関節上部を
やや横より押さえる
打太刀は 右 左 右 と引く
仕太刀は 左 右 左 と進む
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