東日本剣道中央講習会まとめ 2001,4/12〜14
鍔競り合い   
小太刀    
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森島先生挨拶 森島 副会長

開会式 挨拶
鍔競り合いの始め は一足一刀の間合い

「鍔競り合い」の指導

高段者の場合は 
立ち間合から
中心攻め合い
間を詰める 
そして 
下の写真の間に入り
鍔競り合い となる

つばぜり合い 間が詰まり 
つば 対 つば の
鍔競り合いとなる
また、
この間合いに入った瞬間が
技を出す 機会でもある
  
高校生の指導でも技を出す
よう指導したい
正しい鍔競り合い 

剣先は

相手の肩口
つばぜり合い
高校生に見られる 
鍔競り合い
  
竹刀平行 

手元が高く

つば と つば でない
不正鍔競り合いの例

 正しくない鍔競り合い
 
 肩を

相手に寄せる
間が近すぎる
離れすぎる 離れているが、

間は切れてない

鍔競り合いの継続中です
上から押さえる  悪い例 

上から

押さえる鍔競り合い
下から押し上げる 鍔ぜり 下から 

こじ上げる 

悪い例

区切り線

      形の部

八相の構え八相の構え
7本目 胴を抜く三本目胴ぬいたところ
小太刀 1本目
小太刀1本目 剣先 中段半身の構え 
右足をやや前に出し
左肩引く

剣先をやや高く構える 
剣先は打太刀の顔の中心 
刃先の方向は下   

入り身 気勢を充実して 
相手の手元に飛び込んでいく状態
小太刀1本目  打太刀は入り身に
なろうとするので

打ち込んでくる

受け流し面

入り身になってしまったら
仕太刀の勝ちにな
小太刀 2本目
仕太刀の剣先 剣先は

やや低く構える

(打太刀の胸部)
2本目入り身 入り身

剣先は

相手の喉もと
 右足引き 脇から変化して 諸手左上段に振りかぶり(一連の動作で) 正面打ち   左斜め前 体開くと同時に右手頭上 刃先を後ろにして 右しのぎで 受け流し 面 
小太刀2本目  左斜め前 
体開くと同時に 右手頭上 
刃先を後ろにして 
右しのぎで受け流し
面 
 
打太刀の二の腕を押さえ 
腕の自由を制する 
関節を上部から押さえ
腕の自由制する
 3本目 
右 左 右足を踏み出して

入身に
なろうとするところ 
正面に
打ち下ろされる

これを 
すりあげ 
すり落とす(右斜め)
小太刀3本目
首を柔らかくし 
右拳をすり落とした位置から 
横一文字に
腹部の前を移行して
右に運びすり流す(左しのぎ)
小太刀3本目横から制する

切り手にし 
仕太刀のはばきが
打太刀のはばきに
直角になるよう刷り込む
  
打ち太刀の
二の腕 
関節よりやや
上部を
横より
押さえる 

打太刀は 右 左 右  仕太刀は 左 右 左 移動で残心

 手

区切り線

     静岡 石川氏の構え 

一本目 横よ 1本目前より
石川 1本目 横 石川 1本目 前
剣先は打太刀の
顔の中心の高さにとり、 
刃先の方向は
下とする 
H14年度 
剣先は打太刀の
顔の中心の高さとする
理由 上段に対する小太刀は「天」の「天の右払い」に小太刀を構えるとした時代から、やや高い中段(刃先下)と指導した時代を経て
現在では「下」と表現しているが、真下ではないとの考え方や半身の構えになることなどの理由から「刃先を下にする」を削除した
打太刀が上段にとるのに対し 
仕太刀は右足をやや前に出し小太刀もやや前に移行させながら剣先を打太刀の顔の中心の高さにとれば自然に刃先がほんの少し右下となることもある。との結論による。
五指で強く握っていると、左鎬での受け流しが難しいので手の内をゆるめる。
(親指と人指し指で保持し他の指はゆるめる)
H14 五指で強く握っていると、左鎬での受け流しが難しいので、手の内ゆるめる。
 
理由 
左鎬での受け流しの際、「親指と人指し指で保持し他の指はゆるめる」は刀の取り扱い上不適切な表現にあたるため削除することにした。
2本目 横より
石川2本目 横
剣先は、やや低く構える
 (剣先は打太刀の胸部の高さ
 にとり刃先を下にする)
 H14 剣先はやや低く構える
 (剣先は、やや低く構える。
  剣先は打太刀の胸部の高さ
  にとる)

 理由
 打太刀の下段に対する小太刀の構え方
 の説明が「剣先は打太刀の胸部の高さに
 とり、刃先を下にする」とあるが
 1本目と同様の理由で削除することにした
 2本目 前より
石川 2本目 前 制して入身になる
刃先は、
斜め右から
下へと変化する 

H14 制して入身になるときの
刃先は斜め右から下へと変化する
大きくとらないで、
剣先をすばやく
右斜めにして
脇構えに構える
H14
大きくとらないで、剣先をすばやく
右斜め下にして
脇にとる
理由
一層わかりやすいように「とき」を追加した
剣先を素早く・・・を 右斜めしたにして」と「下」を追加し、
「脇構えに構える」とあるのを
4本目の脇構えのとり方と混同する恐れがあるので
「脇にとる」と表現を変更した
3本目 横より 3本目 前
石川3本目 横 石川 3本目 前
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