中央講習 伝達資料 その3 形4本目 と 6本目へ 形その4 7本目へリンク 広報53号へ移動 |
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4本目
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脇構え 刃は 右斜め下 方向 | 八相の構え 鍔が右頬 左上段を下ろす要領で |
4本目 歩幅は、やや小さく3歩進む。これは八相の構えと脇構えから、お互いに諸手左上段に変化し、十分に左足を踏み出して大技で切り結ぶ遠間の面の相打ちを理解させるためである。 H14 八相の構えと脇構えから3歩進み、 お互いに諸手左上段に変化し、 右足を踏み出して大技で切り結ぶ。 |
(遠間の面の相打ちを理解させる) 削除理由 一足一刀の間に 接していないところから 打ち込むことは理に合わないこと。 更に双方同じ気位で 鎬を削るようにして 中段となる迫真性を会得させるために 「やや小さく」を削除した |
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大技で切り結ぶ 遠間の面 相打ち 一拍子で打つ 一端上段そして打ち込むのではない 切り結ぶ位置はおおむね正面の高さ 間合い近い場合は打太刀が間をとる |
H14 切り結ぶ位置は おおむね正面の高さ 相手の正面に打ち込むときは、 諸手を十分に伸ばすという説明に とどめる方が良い という理由から削除した。 |
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相中段から(打太刀)右肺を突く そのはなを(仕太刀)は巻き返す そのため打太刀はやや前ががみ 剣先の高さ水平よりやや低くなる 刃は右 そのはなとは次の写真参照する |
仕太刀が太刀の突くはなを巻き 返すので打太刀の上体は、やや 前がかりとなる。 そのときの剣先の高さは 水平より やや低目となり、刃先は右を向く |
H14 打太刀が物打の左鎬で巻き押さえながら すり込みつつ突くはなを仕太刀は巻き返す ので、打太刀の上体はやや前がかりとなる 理由 打太刀の突き方を詳しく説明した |
そのはな の 説明 |
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上のタイミングで巻き 面打突 (トー) 斜め打ちにならない 一拍子の打ち この後 形に表さない気位 (2本目と同じ 残心は表さない) |
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・5本目
打太刀は諸手左上段 仕太刀は中段で・・・・・ 仕太刀の左拳 (手元はやや前に移行して構え、 剣先は 打太刀の上段の左拳につける) 刃先は、下を向く H14 「刃先は 下を向く」を削除する |
理由 平晴眼と称した時代、刃先は真下であるとした時代を経て下(真下ではない)と表現するようになり、現在では「下」と表現しているが、ほんの少し左下と認識されるに至っている。その経緯の認識が薄らぐであろう将来、文字通り下 は真下と解釈する恐れがある。 また打太刀が諸手左上段に移る前の仕太刀の中段は、その剣先の延長は打太刀は手元をやや前に移行させ、剣先を上段の左拳につけるので、自然に刃は下ではなく、ほんの少し左斜下になる。 したがって「下」とわざわざ入れることは不適当という結論による。 |
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6本目 | |
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仕太刀 下段 打太刀は 仕太刀が下段になっても下げない 打太刀の両拳の中心を攻める気勢で 中段に上げ始めるので、 (同時に 打太刀もこれに応ずる心持ちで) |
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仕太刀の気勢を 押さえることができないので 上段に構える。 打太刀は上段へ移行 仕太刀は その左拳を更に攻める 打太刀 たまらず中段となる が 仕太刀が絶えず攻めるので 小技で仕太刀の小手を打つ |
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打太刀 仕太刀の小手打つ それを 相手の間合考えて、 左足 斜め前 開き 小さく半円描くごとく(心もちで) すり上げる (払うのではない) |
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すり上げる (払うのではない) |
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すり上げ 打太刀の小手 打突後 上段 残心 そして元の位置へ戻る (注意上の写真とは 攻守交代している) |
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